【東京】大人の発達障害者向けの当事者会まとめ 参加方法とメリット

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大人の発達障害の診断を受けたときにおすすめするのが、当事者会に参加することです。

当事者会とは、同じ病気や障害を持った人が、実際に会って話し合うための会のこと。

参加することで、同じ悩みを持った友達や仲間を作ることができたり、自分の悩みを聞いてもらうことができますよ。

とくに東京には多くの当事者会があるので、自閉症スペクトラム(アスペルガー、高機能自閉等)やADHD、ADDの診断を受けた方は、きっと自分に合うコミュニティが見つかるのではと思います。

スムースな社会生活を送るためにぜひ参加したい当事者会。
参加方法や、参加することのメリット・デメリットについて解説します。

発達障害の当事者会

まず、大人の発達障害の当事者会とはどのようなものなのでしょうか。

当事者会とは

当事者会とは、同じ病気や障害を持った人が集う会のこと。

大人の発達障害の場合、ほぼ自助グループと同じ意味で使われている言葉です。
「ピアサポート」という言葉も似た意味で使われています。

メンタル関係で当事者の自助を重視したパイオニアとして、北海道・浦河にある「べてるの家」が挙げられます。
当事者会や当事者研究に興味を持ったら、べてるの家について調べてみるのもよいでしょう。

当事者会の目的は、同じような、似た立場の人どうしで情報交換をしたり、アドバイスをし合って助け合うこと。

大人の発達障害者のなかには、学校や職場などで障害をクローズにしていたり、家族の理解がなかったりして、障害のことを話すことができない方も多いはず。
そんなときに、当事者会を利用することで、普段は心のなかに押しとどめている、発達障害についての悩みについて、存分に話しをすることができるのです。

また、大人の発達障害当事者にとって、周囲にうまく友達が作れないことがあるはず。
そんなときに当事者会に来れば、同じ立場の友人を作ることができるかもしれないのです。

当事者会の参加方法

当事者会に参加するときは、運営しているグループに参加の申し込みをして、参加することが一般的です。

運営しているのが発達障害当事者のボランティアグループだったり、ほぼ個人運営に近い場合には、申し込みをしたらすぐに参加できることが多いです。

就労移行支援などの事業を行っている会社が運営主体の場合、あらかじめ企業への登録や説明会への参加が必要なこともあります。

具体的な参加方法はそれぞれの当事者会によって異なるので、紹介しているリンク先をチェックしてみてくださいね。

当事者会では何をするのか

それでは、大人の発達障害の当事者会では、どのようなことをするのでしょうか。

話し合い(分かち合い)

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基本的には、当事者会の中心になるのが、話をすることです。

大人の発達障害当事者は「生きづらさ」という言葉が象徴するように、同じような悩みを抱えています。

コミュニケーションの問題、生活がうまくできない問題、そして就労や就職、お金の問題……。

当事者会では、そのようなテーマについて、皆で話し合うことができます。

話の進め方はそれぞれの当事者会について千差万別。
参加者が多い場合には、「コミュニケーション」「仕事」などのテーマごとに、いくつかのグループに別れて話をすることも多いです。

また、1つのテーマに絞って、皆で議論を進めることもあるようです。

ワークショップ

当事者会によっては、SST(ソーシャルスキル・トレーニング)に近い、発達障害当事者が少しでもうまく社会と折り合いをつけるためのワークショップを行うこともあるようです。

とくに大人の発達障害で問題になることが多いのがコミュニケーションの問題。
話をすること自体が、ワークショップに近い、社会にうまく適応していく訓練にもなることでしょう。

食事

当事者会によっては、会のあとで二次会として食事に出かけたりする場合もあるようです。
(詳しくはここでは割愛します)

東京の発達障害当事者会を紹介

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それでは、具体的に東京の当事者会を紹介します。

ここで紹介するのは全体の一部ですが、ぜひ自分に合った場所に参加してみてくださいね。

(2016年10月更新)

1:イイトコサガシ

「イイトコサガシ」は、比較的大規模な発達障害当事者会の1つ。

ワークショップ形式での当事者会も開催しているため、それぞれ当事者によって違う問題に対応してもらうことができるかもしれません。

都内各地、さまざまな場所で開催しているのもポイントです。

公式サイト

http://iitoko-sagashi.blogspot.jp/

http://iitokosagashi.jimdo.com/

2:Necco

発達障害ピアサポート Necco(ネッコ)は、新宿区西早稲田にある、発達障害当事者団体のパイオニア。

特徴は発達障害当事者が運営するカフェを運営していることで、当事者の居場所としてほぼ毎日オープンしています。

音楽イベントやトークイベントも開かれているので、当事者同士の親睦が深まります。

公式サイト

http://neccocafe.com/

3:とりあえず茶話会

「とりあえず茶話会」は、就労している発達障害者のための当事者会。

他の当事者会は発達障害者・興味のある人であればほぼ誰でも参加可能なのに対し、フルタイムで就労している人に参加条件を絞っているのがこの当事者会の特徴です。

大人の発達障害で最大の問題となるのが、いかにして定職につき、二次障害に陥らずに安定して就労するか、ということ。
仕事に悩む当事者の方に、実践的アドバイスをいただくことができるでしょう。

公式サイト

http://blogs.yahoo.co.jp/toro0jp

4:みどる

「みどる」は、主に40代〜の中高年発達障害者にターゲットを絞った当事者会。

発達障害当事者というと30代以下のイメージがありますが、じつは、40代、50代以上になってから診断を受ける人が増えているようです。

そんな、社会への違和感を抱えたまま生きてきた方も、同じ境遇の当事者と出会うことができるでしょう。

公式サイト

http://midoru.net/

5:認めあい隊

「認めあい隊」は、若い世代が中心となって運営している当事者会です。

20代が中心のため、これから社会に出ようとする、大学生などの当事者の方が、その世代特有の問題について話し合うことができるでしょう。

公式サイト

http://mitomeai-wakamono.jimdo.com/

6:キスド会(Kaien)

他に紹介している当事者会と違い、こちらは企業が運営している当事者会です。

運営しているのは、就労移行支援業者のなかでも有名な企業の1つ、株式会社Kaien。
参加のためにはKaienの利用登録が必須です。

企業運営だけあり、当事者同士のトラブルの心配が比較的小さいのはメリットだといえます。

公式サイト

http://www.kaien-lab.com/

当事者会に参加するときの注意点

さて、ここに紹介したような当事者会に参加するとき、いくつかの注意したほうがよいポイントがあります。

1:連絡先の交換

大人の発達障害当事者同士、意気投合して連絡先を交換したいと思うはず。

そのときは自己責任になるので気をつけましょう。

残念ながら、大人の発達障害者にはコミュニケーションに問題を抱えている方もいるのが事実。
当事者と当事者の間でも、人間関係のトラブルが生じることがあります。

当事者会の主催者は、当然プライベートのやりとりに責任をもってくれないので、気をつけるようにしましょう。

2:話をするときの注意

発達障害当事者同士で話をして、分かち合うときに気をつけたほうがいいことがあります。

それは、発達障害者同士とはいえ、失礼なことは言わない、自分のことばかり話さない、といったこと。

とくに、高機能自閉症・アスペルガー症候群の発達障害者にありがちなのが、自分の興味がある話題になると、自分のことしか話さなくなってしまうことです。

あくまでも、当事者会はお互いに話すための場所。
自分の話ばかりせず、相手の話を聞くように気をつけましょう。

当事者会に一度は足を運んでみるのがおすすめ

大人の発達障害者にとって、当事者会に参加することはメリットがいっぱい。

とくに、自分自身の障害がどんなものなのか、他の当事者と出会い、話をすることで客観視できるようになることでしょう。

発達障害は一生付き合っていくものだけに、自分の障害について早めに認識するのが重要です。
診断を受けたら、ぜひ近くで参加できる当事者会に参加してみてくださいね。

大人の発達障害者におすすめの就労移行支援・求人紹介サービス

1.ラルゴ高田馬場

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