大人の発達障害者のためのデイケア情報 東京篇

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大人の発達障害の方が東京でデイケアを利用するとしたら、どこを利用すればよいのでしょうか。

就労を目指したり、社会的スキルを身につけるためのソーシャルスキル・トレーニング(SST)を受けるために効果が高いといわれているのが、発達障害当事者向けのデイケア。

精神科のデイケアとは、日中に病院・クリニックに当事者が集まって、社会的スキルを身につけるためのSSTやレクリエーションなどを行うサービスのことです。
大人の発達障害当事者が精神科デイケアを利用する場合、発達障害者専用に設定されたサービスを選ぶのがおすすめですが、発達障害当事者向けデイケアは数が少なく、なかなか見つからないのも事実です。

そこでこの記事では、東京で大人の発達障害の方がデイケアを受けるための情報について紹介します。

東京の発達障害デイケア

まず、大人の発達障害者向けデイケアのうち、東京で利用できるものについて紹介します。

病院・クリニックでのデイケア利用には、その場所で主治医の診察を受けていることが必要なので、これから発達障害専門医への転院を考えている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

明神下診療所

東京・御徒町にある発達障害専門クリニックの明神下診療所では、大人の発達障害者のためのデイケアを用意しています。
利用できるのは、同クリニックに通院している方となります。

対象となるのは、広汎性発達障害、アスペルガー症候群など、自閉症スペクトラム系の診断を受けている方。
公式サイトを見る限り、ADHDやADD系の方向けのものはないようです。

また、30歳までの年齢制限があるので注意が必要です。

公式サイトはこちら

メディカルケア虎ノ門(リハビリテーションプログラム)

大人の発達障害専門外来を設定しているクリニック「メディカルケア虎ノ門」では、復職に向けたリハビリテーションプログラムを用意しています。

デイケアという名称ではありませんが、社会性を養うSSTを行うという目的は同様のためここで紹介します。

同クリニックの場合、条件として仕事が休職中であることが明記されています。

一旦就職したが発達障害が原因で二次障害に陥り、就労に困難を抱えるようになってしまった方にとっては、最適なプログラムなのではないでしょうか。

公式サイトはこちら

昭和大学烏山病院

日本の発達障害者向け外来では最も有名な場所ともいえる、昭和大学烏山病院。
もちろん、発達障害者向けデイケアも用意しています。

特徴は、日本で最も発達障害についての知見を蓄積していることによる、充実した多彩なプログラム。

自閉症スペクトラム系の方へも、ADHD系の方へも専門のコースを用意しているので、自身の症状に合った、適切なSSTを行うことが可能です。

もちろん同院で診察を受けていることは必要ですが、幅広く発達障害に対応することができるため、自身に病識がある方だけでなく、家族が重い発達障害を持っているという方にとっても、頼りになる病院だといえるでしょう。

公式サイトはこちら

東京都立中部総合精神保健福祉センター

東京都立中部総合精神保健福祉センターでは、都が用意している発達障害当事者向けプログラムを利用することが可能です。

幅広く精神障害者向けのサービスを提供している施設ですが、発達障害当事者のためにも専用のサービスを用意しているため、発達障害者支援の専門家によるサービスを受けることができるでしょう。

注目したいのが、上限年齢が高めに設定されていること。

障害者雇用や就労移行支援などの形態で初めての就労を考えている方の場合40歳まで、さらに高度な就労支援のためのコースは50歳までと、幅広い年齢の方の利用が可能です。

公式サイトはこちら

発達障害デイケアの使い方

それでは、大人の発達障害者が精神科デイケアを利用するにはどうすればよいのでしょうか。

基本的な利用方法

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病院・クリニックが用意しているデイケアなどのサービスを利用する場合、まず、その場所で医師の診察を受けていることが必要となります。
発達障害者向けデイケアは、就労に向けて高い効果を期待できるため、これから発達障害専門医に転院を考えている場合、デイケアを設定している場所を選ぶこともおすすめです。

利用する前に、どの場所でも基本的に見学を行うこととなります。

サービスをどのように利用するか、雰囲気はどのようなものか、効果が得られそうかなどをチェックしたうえで、実際に申し込みを行うようにしましょう。

発達障害デイケアの対象

基本的に、発達障害者向けデイケアを利用できるのは、自閉症スペクトラムやADHD、ADDなどの発達障害の診断を受けている方が中心となります。

なかでも、主に対象とされているのは広汎性発達障害、アスペルガー症候群などの自閉症系の発達障害(自閉症スペクトラム)の診断を受けている方が中心のようです。

その理由は、障害の特性にあります。

ADHDやADDの場合、生活に障害を感じていても、他者とのコミュニケーション・社会性については健常者と変わりなく、コミュニケーションを送れることが多いです。
いっぽうで、自閉症スペクトラムの場合、社会性の問題が就労するうえで非常に重大な問題となるため、デイケアにおける訓練で少しでも社会への適応を目指す必要があるのです。

また、ADHDやADDの症状は、ストラテラやコンサータといった治療薬で一定の効果を及ぼすことが可能です。
それに対して、2016年現在、自閉症スペクトラム系の発達障害の治療薬は開発されていないのです。
そのため、対処療法的な薬物療法以外の方法では、社会性をトレーニングする方法でしか、日常生活や就労、学校の問題を解決することは難しいのです。

就労移行支援という選択

大人の発達障害者の方がデイケアの利用を考える大きな理由、それは就労の問題です。

もし、就労について悩んでいてデイケアを探しているなら、はじめから、デイケアではなく就労移行支援を利用することも考えられるかもしれません。

一足飛びに就労移行支援を使ってもよい理由は、就労移行支援でも、実践的な社会適応の方法を学ぶことができるためです。
さらに、例えば株式会社kaienなどに代表される発達障害者専門の就労移行支援を利用することで、より知識と経験に裏打ちされたサービスを受けることも期待できるでしょう。

デイケアで発達障害と向き合おう

SSTやディスカッションによって、大人の発達障害当事者が少しでも生きやすくなることが可能かもしれません。

とくに大切なのは、自身の精神をメンテナンスし、健常者の社会のなかでの就労のためにソーシャルスキルを身につけること。

デイケアを使って、発達障害とともに生きていくあなたの問題を、一歩一歩解決していきましょう。

大人の発達障害者におすすめの就労移行支援・求人紹介サービス

1.ラルゴ高田馬場

ラルゴ高田馬場は、就労移行支援・求人紹介、そして子どもの発達障害のための放課後等デイサービスまで、総合的に障害者支援を行っている事業者。 求人紹介可能企業は600社以上。 もちろん就労移行支援でのスキルアップやメンタルのトレーニングも可能なので、安定就労への道がぐっと近づきます。 ラルゴ高田馬場 公式サイトはこちら

2.アットジーピー転職

アットジーピー転職は、10年以上の実績を誇る障害者転職サービス。 もちろん、精神障害者・発達障害者の転職にも対応しています。 障害への配慮を前提とした、職場への定着を念頭に置いたサポートを受けることができますよ。 ※手帳を持っている方限定のサービスとなります。 アットジーピー転職 公式サイトはこちら
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