発達障害の当事者は、仕事で行き詰っても退職するのが大変・・・

発達障害と仕事

退職の流れが分からない・・・コミュニケーションが苦手な人が退職までに整理しておくべきこと。

 「仕事を辞める決断をして退職へ向けて動くことがうまくできない・・・」という発達障害の当事者は多いものです。

 その理由は、仕事の辞めるときの流れが明確には決まっておらず「どう進めたらいいか、分からない」という状態で止まってしまうためです。

 コミュニケーションが得意な定型発達の人であれば、なんとなく「こういう風に上司に伝えれば、こういう風に言われるだろうから、こう返答して話を進めていこう・・・」といったように、想像力を駆使して考えることができるのです。

 発達障害がある人は、まず、人に話しかけることが苦手であることが多いです。人がいる空間にいるだけで疲労感を感じる人も少なくないくらいですから、退職のための話し合いをするなんて壁が高いのです。

退職をするときに、考えておくべきことは実はこんなにあるんです。

  • いつどのタイミングで、誰に退職の意思を示すか。
  • どのような言葉で伝えるべきか。
  • 自分がいつ退職したいか。
  • 職場での退職の規定はどうなっているか。
  • 退職の意思を示してから、職場でどう働いていくのか

など、さまざまなことを考えなければいけません。

 退職をするまでに、退職するかどうかを自分で考えて決めて、適切な相手に意思を伝え、一緒に今後の流れを決めていく必要があります。これが、発達障害の特性があるとなかなか難しいことなのです。

 当事者会に行ったとき「退職の時はいつもFAXでやりとりをしている」という人がいました。

 もし、自分で進めるのが難しいのであれば、退職代行というサービスがあるようです。もし、自分に合うところがあれば相談してみるのもいいかもしれません。

 法律の専門家に相談して、対応してもらうことを検討してもよいでしょう。

 経済的に余裕がない人であれば、通院している病院のワーカーさんに相談したり、発達障害者の関係機関の人に手伝ってもらったりしながら、退職のための手続きを取っていくことをおすすめします。

発達障害者は休むことができないし、辞めるタイミングも掴めないから、結局、心身の調子を崩して終わる・・・

 発達障害があると、そもそも自分の疲れやストレスに気づいて、対処することが難しいと言われています。

・過集中の問題を抱えていて、うまくペースを配分をして適度に休むことが難しい人。
・過緊張で人と一緒にいる空間自体がもうすでに苦手だという人。
・感覚過敏があって、通勤をして職場で過ごすだけで疲れてしまう人。

 発達障害の特性は、人それぞれ違うので、仕事をする上で抱える悩みも様々です。解決できるように手伝ってくれる人がいれば、仕事を続けられるように

退職の手続きは、済んでみれば簡単なもの。単純な手続きとして捉える。

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