【発達障害】発達障害、結婚しても離婚する確率が8割の現実を紐解く。

発達障害の女性なら、結婚すればいい?そんなのウソ!現実は甘くない。

 発達障害の女性は、結婚すればいい。
 そんな風にいう人がいます。実際は、そう上手くはいきません。
 受動型の発達障害の女性は、男性から見て「話を聞いてくれる、大人しい女の子」に見えるかもしれません。
 実際は、コミュニケーションがうまくできていないだけ。
 同意しているわけではなく、従順なわけでもないのです。

 だから、急に「キレる」と表現してもいいくらい、豹変するほどの怒りをあらわにする場合があるのです。

 結婚生活において、感情コントロールがうまくできない女性は、男性にとって「不安」「脅威」「理解不能」な存在です。
 安心したいと本能的に思う男性にとっては、目の前にいる女性が、何に対して怒っているのか分からないというのは恐怖に近い状態なのです。

 結婚して、それで終わりではないのが結婚生活の困難さです。
 2人で信頼関係を築いていかなければなりません。時間をかけて丁寧に、壊れないように、大切に作っていくのが、夫婦であり家族です。
 衝動的な言動をしたり、感情的に相手に当たるような人とは、一緒にやっていけないと思われても仕方ありません。

 信じられないかもしれませんが、発達障害のある人は、後先考えず、言葉に責任を持たず、衝動的に「離婚」という言葉を相手に投げることがあるのです。

 本人は、本当に離婚をする意思はないのですが、簡単に重大な言葉を口にしてしまい、相手は、その言葉を受け止め、離婚に至ったという例は実際にあるわけです。

 発達障害のある人は、ご自身の特性を見極め、言葉や行動が結婚生活にどのような影響を与えるかを想像しながら、できるだけ落ち着いて、日々の生活を送る必要があります。
 結婚生活は、丁寧に扱わなければ、本当に壊れてしまいます。

発達障害者が幸せな結婚をして、離婚を回避するためにできること

 発達障害のある人の中には、攻撃的な面を持っている人がいます。
 そして、攻撃的な言動をしていることに無自覚な場合が多々あります。
 急に何かを言われると、カッとなって、物を投げて壊したり、声色を変えて言い返したり・・・

 これらは、結婚生活を円満に続けていくことを阻んでしまい、離婚の原因にもなりかねません。
 しかし、本人はそれを自覚して治そうとする姿勢がない、という相談が多いのです。
 本人がそれが問題だと思っていない場合があります。

 
 発達障害の人が育つ家庭では、暴言や暴力、虐待が常態化していることがあります。
 親自身が発達の問題を抱えていて、仕事をして家庭生活をしていくことが困難である場合がみられるのです。
 育った家庭で起こっていたことを解決できないまま、大人になった人は同じことを自分がしてしまっていた・・・という例があります。

 あなたは、攻撃的な言葉を相手に投げてつけていませんか?
 相手は、あなたの言葉をどう受け止めていますか?
 相手からのメッセージを無視していませんか?

 発達障害のある人は、相手の気持ちを想像することが苦手です。
 自分自身は傷つきやすいのに、相手を傷つけていることに無神経である人も多いものです。

 あなたの言葉は鋭いものではありませんか?
 あなたの行動は相手を思いやってしていることですか?

 もし、攻撃的、威圧的、自分勝手、突拍子もないものであったなら、改善していくべきかもしれません。夫婦は、どちらかが相手を恐れる関係では長く続けられません。

 自分自身を見つめなおして変えていくのは、簡単なことではありませんが、この過程なしに、良好な夫婦関係は築けません。認めて、変えることでしか、解決しないのです。

 お互いを信頼し合い、安心できる関係であるからこそ、2人で社会に向かっていくことができるのです。次々に起こる問題を話し合ってお互い譲り合いながら乗り越えていくのです。
 

 発達障害がある人が、幸せな結婚をして、離婚をせずにやっていくには、中立的な第三者の存在が重要です。
 関係機関の協力を得たり、病院での定期受診を続けたり、発達障害であることを前提としていくことが望ましいです。
 

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